2020-03-17 第201回国会 参議院 予算委員会 第12号
○国務大臣(森まさこ君) 私が三月九日に述べた答弁の中で、東日本大震災により、福島地検いわき支部が、市民よりも先に逃げたというふうに述べたことや、理由なく身柄拘束者を釈放したなどと述べましたけれども、これについては個人的な評価でございました。しっかりと法務省の事実を確認すべきであったというふうに考えておりましたので、撤回をしておわびを申し上げた次第でございます。今後は誠実に答弁をしてまいります。
○国務大臣(森まさこ君) 私が三月九日に述べた答弁の中で、東日本大震災により、福島地検いわき支部が、市民よりも先に逃げたというふうに述べたことや、理由なく身柄拘束者を釈放したなどと述べましたけれども、これについては個人的な評価でございました。しっかりと法務省の事実を確認すべきであったというふうに考えておりましたので、撤回をしておわびを申し上げた次第でございます。今後は誠実に答弁をしてまいります。
福島地検の検事正が事実上更迭される事態にもなりました。そこで、災害時における検察運営の在り方と課題を取りまとめたのが仙台高検による二〇一一年十一月の報告書であります。 大臣、こちらはお読みになりましたか。
○国務大臣(森まさこ君) 法務省の見解といたしましては、理事会に提出をさせていただきました文書のとおり、福島地検いわき支部の移転の状況というのが、震災時の死者、行方不明者が多数に上り、建物等にも甚大な被害が及ぶとともに、水道などのライフラインも途絶えた状況にあって、さらに余震も相次ぐという状況の中で、いわき市内での庁舎での執務執行が大きな支障が生じるということが大きな避難の原因であったということでありますので
あなたは、九年前の三月、大変な震災、原発事故の中で懸命に活動していた当時の福島地検の活動について、葉梨先生の御質問あるいは森大臣御自身の御発言の中でも、法務省に確認することなく、事実を確認することなく御自身の思い込みで国会で法務大臣として御発言をされているわけですよね。その結果として誤解を招きかねないことを言ってしまったと今おっしゃっていらっしゃるわけです。
○森国務大臣 先ほどお示しした当時の大臣の御答弁は、平成二十三年四月二十六日、江田五月大臣が、福島地検による被疑者の終局処分をしないままの釈放について、大変地域の皆さんにも御心配をおかけしたことをこれは率直におわびをしなければならぬと思っておりますという御答弁ですので、正確に引用させていただきます。
○森国務大臣 私が撤回いたしましたのは、三月九日の参議院予算委員会における、東日本大震災発生当時の福島地検いわき支部の検察官の活動に関する答弁についてでございます。
○森国務大臣 東日本大震災と原発事故当時、福島県いわき市の福島地検いわき支部の検察官がいわき市から移動したということについて、私が当時民主党政権下であった法務省に国会で質問したところ、その答弁として、法務省として、検察官が移動したこと、身柄拘束をしていた十数人を一度に釈放したことについては認められたものでございますが、それについて、私が個人的に当時、理由なく釈放した、そして検察官が逃げたというふうに
市民に避難指示が出されていないときに、国家公務員たる検察官が福島地検いわき支部から郡山支部のある方へ移動した、そのときに身柄拘束をされていた十数人の方が同時に釈放されたということで、当時報道もあったと思います。
このように私が申し上げたのは、私が野党議員として当時の政府に対して質問した際、当時の法務大臣から、いわき市内の庁舎での執務執行が大きな支障が生じるようになったということが大きな避難の原因であったというふうに思います、また、福島地検による被疑者の終局処分をしないままの釈放について、大変地域の皆さんにも御心配を掛けたことについてこれを率直におわびをしなければならぬと思っておりますとの御答弁を受けて、問題意識
三月九日に私がこのように申し上げましたのは、私が野党議員として当時の政府に対して質問をしたときに、平成二十三年十月二十七日の参議院法務委員会において、当時の法務大臣、平岡秀夫法務大臣において、福島地検いわき支部の移転の状況というのは、この支部管内において死者、行方不明者が多数に上り、建物等にも甚大な被害が及ぶとともに、水道などのライフラインも途絶えた状況にあって、さらに余震も相次ぐという状況の中で、
例えば、地元福島県で、住民千三百人以上が原発事故に関して東電の会長など三十三人を業務上過失致死罪で告訴、告発した際、福島地検は約二か月間これを受理しなかった。また、これ以外にも、福島の例ではないんですけれども、弁護士を頼んで告訴状を出したが、受理されなかったという例も聞いております。 法務省は、こうした不受理の実態を把握しているのか。把握しているのであれば具体的な数字を教えていただきたい。
先月十一日には、福島県の住民約千三百人が集団で福島地検に告訴・告発状を提出いたしました。容疑は業務上過失致死傷と公害犯罪防止法違反であります。福島地検は告訴・告発状を受理せずに、判断を留保しました。検察当局はこれまで出された告訴、告発についても受理するかどうかの判断を留保しているという情報がございますが、これについて事実関係をまずお答えいただけますでしょうか。
○森まさこ君 福島地検及び東京地検で告訴、告発受理していない、その判断を留保しているということですけれども、告訴、告発がなされたのにそれを受理しない理由は何ですか。
○国務大臣(滝実君) 今のところ、ただいま委員の御指摘のような告発状につきましては、福島地検でそれを受理したという報告は受け取っておりません。
きょうも、福島地検に、千三百二十四人ですか、提訴をなさいました。生活を奪われ、避難を指示されず、大変な被害をこうむったと。こういうことが一方でありながら再稼働というのは、私は、やはり総理の姿勢として誤っていると思います。 引き続いて、枝野さんに伺います。 私は、今総理にるる、総理の安全神話は続いているんじゃないのと伺いました。枝野さんも同じなんじゃないでしょうか。
○森まさこ君 それでは次に、福島地検が震災直後、三月に原発が爆発した直後、退避した問題について質問をさせていただきます。 この問題については、私、何度もこちらの委員会で、大臣が何回も替わりましたけれども、質問をさせていただいております。前の大臣の平岡大臣にも二回質問させていただきましたけれども、平岡大臣が大変不誠実な答弁をなさいました。
検察庁からは、管内の検察庁の被災及び復旧・復興状況等の概況説明に加え、震災後にいわき支部を一時閉庁したことについて、「被災地の法秩序を維持し、住民の安全・安心を守るべき検察として申し訳なく思っている」、また震災後に福島地検管内で勾留中の被疑者三十一名を釈放したことについては、「県警との連絡調整が不十分であったことに反省すべき点があった上、釈放した者の中に再犯に及んだ者がおり、管内の住民に不安を与える
福島地検、福島地裁、そのうちのいわき支部が、まだ避難地域にも指定されないで住民が普通に生活している、司法も、警察もやっている、その最中にいなくなった、役所機能が停止してしまったと。このことは、非常に言葉は悪く言えば、一般住民をほうっておいて、司法関係者のトップ、その地域のトップがトンズラこいたということなんですよ、表現は非常に悪くて恐縮なんですけれども。その辺のところで司法を信頼できますか。
三月十一日、地震が発生いたしまして、福島地検いわき支部におきましても造作物が落下するなどの被害がございまして、三月十四日時点でも水道が途絶したというような状態でございました。
そこで、今、福島地検のいわき支部の閉庁の問題についてでございますけれども、この問題についての状況というのはこの委員会でも御説明したとおりでございます。
私が申し上げたのは福島地検の本庁において釈放したのが十四日ということで、訂正させていただきたいというふうに思います。 そして、被疑者釈放についてでありますけれども、被疑者の身体の安全の確保等に配慮しながら、個々の事案の内容や捜査の進捗状況等を鑑みて身柄拘束を継続する必要性がないと各検察官が判断した者について釈放をしたということでございます。
○森まさこ君 それでは、次の質問に移りますけれども、何度もこの委員会で質問をさせていただきまして、前の大臣のときから質問をさせていただいておりますけれども、福島地検のいわき支部が震災直後に退避した問題でございます。
こういうことで、この福島地検の問題は、仙台地検ですか、その周辺、非常に災害を大きく受けたところは、恐らく周辺の情報を聞くというようなことも恐らくできなかった。そんなことも併せて検察官が判断したんだろうというふうに私は承知をいたしております。
○森まさこ君 今のことを私から詳しく説明を申し上げますと、震災後、いわき市の福島地検いわき支部、それから地裁いわき支部も、ちょっと時を異にしておりますが、十五日、十六日に次々と庁舎を閉めて、十六日には郡山の方に移動してしまったということがあったんです。
○国務大臣(平岡秀夫君) 今委員がるるお話しになったのは、特に原発事故の関連でお話しになったというふうに存じ上げますけれども、先ほど、福島地検いわき支部の移転の状況というのは、この支部管内において死者、行方不明者が多数に上り、建物等にも甚大な被害が及ぶとともに、水道などのライフラインも途絶えた状況にあって、さらに余震も相次ぐという状況の中で、このいわき市内の支部庁舎に関係者を呼び出して取調べを行うことが
ところが、その後の報道で、福島地検の管内で被疑者を三十一人も処分保留のまま釈放したことが判明したんです。その釈放された容疑者の中には、暴力団組員も含まれていたことが発覚しました。釈放されたのは三月十一日から十六日の間であり、私の質問は三月二十四日ですから、質問をしたときにはもう既にその三十一人が処分保留のまま釈放されていた。
○森まさこ君 法務大臣は、福島地検が先ほどの三十一人の釈放をしたときに、釈放をした理由、これは、別の刑事施設に移送する余裕がなかったので釈放の理由は十分にあったと思っているというふうに答弁されておりますけれども、今でも釈放の理由は十分であったというふうにお考えでしょうか。
○江田国務大臣 福島地検における委員御指摘の被疑者の釈放、これは、個別の事案について、さまざまな要素を判断してなされたもので、違法であるというようなことはなかったと思っておりますが、しかし、釈放された者が後に同種の事犯を起こすとか、軽微だと言われたものが必ずしもどうかなというようなことがあったとか、あるいは関係の役所との連絡がどうも十分ではなかったのではないかとかいろいろなことが言われて、混乱が生じたこと
昨日付で、中村明福島地検検事正を交代させるという人事が発表されました。これは、私が三月三十日に質問させていただいた、東日本大震災後、同地検が勾留中の容疑者を処分保留で釈放したことを問題とした更迭処分でしょうか。
したがって、福島地検の三十一人については、そのすべてが処分の見通しがおおむね立ったという先ほどの答弁でありましたが、それでは伺いますが、福島地検はわかりましたが、仙台地検の方のフォロー捜査によるその後の対応はどうなっているんでしょうか。
最後になりますけれども、福島県内において震災後、犯罪が多数発生しておりますが、福島地検の方で処分保留の釈放が増発されたということが指摘をされました。大臣の方は、やはり検察の信頼向上に努めるということを所信でもおっしゃっておられましたので、やはり震災後の治安悪化が心配される中、このようなことが二度とないように大臣の御決意を述べていただいて、それで私の質問を終わりにしたいと思います。
○国務大臣(江田五月君) 福島地検による被疑者の終局処分をしないままの釈放について、大変地域の皆さんにも御心配を掛けたことをこれは率直におわびをしなければならぬと思っております。
同じような地検が絡んだ件に関して、ちょっと震災関連に移らさせていただくんですが、福島地検です。釈放した容疑者三十一人のうち一人が再びまた逮捕されたと、こういうような事件がございました。 私、これは前回の内閣委員会の中で質問をさせていただきました。
三月三十日の委員会で、この福島地検の釈放決定について、自民党の柴山委員の質問に対して、大臣は、「釈放する必要がある理由は十分あった」と答弁されております。にもかかわらず、その後、四月五日、大臣は、釈放判断に疑問符がつくと思っている、検察庁を所管する大臣として残念であると述べられました。さらに、昨日、十二日の記者会見では、批判めいたことを言うことではないとの判断に至っていると、また立場を変えられた。